こんにちは。@Techガールです。
いよいよ私の条件付きグリーンカードも11月下旬に更新する手続きをする事になってしまいました。アメリカで結婚してもう2年、本当に時間が経つのが早いです。
11月下旬までに2年の条件付きグリーンカードを10年ものに更新する手続きをしないといけないのですが、最初のグリーンカードの手続きよりも単純で楽そうなんで、少しホッとしました。
その手続きは次のブログで説明するとして、今日は結婚後の名前の変更とパスポートの更新について書きたいと思います。
結婚後2年経過した今も、私はずっと旧姓を名乗っているのですが、今後の事を考えて今回のグリーンカード更新時に、夫の姓を付けて名前変更をしよう!と思い立ったので、その為に調べた情報になります。
とりあえず最初に、LAの日本大使館のHPを確認していたのですが、分からない点があったので念のため日本大使館に直接電話して色々と聞いてみました。以下はそれをまとめたものになります。
それでは一緒に見て行きましょう!
アメリカで結婚後にパスポート更新の必要書類
新しい名前でパスポートを更新したい方
パスポートをアメリカで更新する場合に、日本大使館側で必ず必要になるのは「日本の戸籍」になるそうです。
なので、その日本の戸籍を元にパスポートを発行及び更新する訳ですから、基本はまず日本から戸籍謄本を取り寄せる必要があります。
パスポート新規発行 or 更新前の確認事項
- アメリカで結婚後、日本での手続きは特に何もしていない、名前も変更ナシ
- アメリカで結婚後、日本大使館もしくは日本で婚姻届けを出して戸籍上の名前も変更済み
1.の人は、まずアメリカ大使館を通して「婚姻届け」を提出しましょう。(私もこのケースです)
話はここからです。これを提出した後、外務省を通過して日本の市役所で戸籍が処理されるそうで、アメリカ経由で自分の戸籍に結婚した事が反映されるのは、大体1ヶ月位掛かるそうです。
その後、その結婚した事実が反映された日本の戸籍と、ここアメリカでも結婚している事実を書類で証明できれば、パスポートに夫の姓を別名併記をする形で自分の名前を変更&パスポートの更新が出来ると思います。(そういう風にアドバイスを受けました。)
なので、最短でもおよそ2、3ヶ月位は掛かるって見積もっておいたが良さそうです。
この処理が終わった後に取り寄せる戸籍は、まだ旧姓のままになっているので、その旧姓の名前は今回更新するパスポートにも全て残す形になるそうです。
メモ:
なぜ旧姓を残す形になってしまうかと言うと、結婚後6ヶ月以内に姓の変更をしていなかったからです。なので、もし旧姓を残したくないのであれば、戸籍上の名前も旧姓を取る必要があるのですが、それには日本に帰国して家庭裁判所で旧姓を結婚後の姓(苗字)に変更する必要があるので、それが出来ない場合は、今回の様に「夫の姓を別名併記」という形になってしまいます。
それでこんどは何を揃えるのかというと、私の場合は以下の書類を揃える事になります。
- 婚姻届書
- 戸籍謄本または抄本 (発行後6カ月以内のもの)
- 夫の国籍証明書(当該外国政府機関が発給したもの → パスポート or 出生証明証)
- 夫の国籍証明書和訳文(米国用) ※大使館の雛形に沿ったパスポートの翻訳
- カウンティーの発給した婚姻登録済証明書(→ マリッジサティフィケート)
- カウンティーの発給した婚姻登録済証明書の和訳文 ※大使館の雛形に沿った翻訳
- 日本国籍者の日本旅券、及び滞在許可を示すもの。(→ 永住権・ビザ等)
2.の人はそのまま日本から戸籍謄本を取り寄せて、戸籍の通りの名前でのパスポート更新になります。揃える書類はカリフォルニア州とアリゾナ州は上記になりますが、他の州にお住まいの方は管轄の日本大使館のHPをご覧下さい。分からない点は電話すると日本語で対応してくれます。
ちなみにですが、別名併記のパスポートは例えば名前が「田中花子 Tanaka Hanako」で、アメリカ人の夫の姓が Smith ならば「Tanaka Hanako (Smith)」とり、アメリカ姓の Smith がカッコ()で別名表記されるそうです。
結婚してから6ヶ月以内はそのまま簡単に名前の変更ができたハズだったのですが、私はそれを忘れてしまっていて・・すでに2年の歳月が過ぎてしまっていたので、今回はこの別名併記でパスポートの更新しようと思っています。
しかし今思えば、もっと早く「パスポートの名前も変えておくべきだった」と後悔しております。男らしく「結婚後も名前は昔のままでイイ!!」って人は、今回の事は特に問題にならないと思います。
ただ、結婚後はちゃんと日本大使館に「婚姻届け」を出しておいた方がよさそうでした。
もし結婚から6ヶ月以上経って名前を変更したい場合は、日本の家庭裁判所に行って名前の変更をしなければいけません。
でも基本的にアメリカに住んでいて、名前も旧姓のままでいいやって人はこれも関係ないかもです。私も結婚後、ずーと旧姓を名乗っていますので(笑)タックスリターンもSSNも旧姓のままです。
しかし今回は将来の事も考えて、やっぱり旦那さんの姓をどっかに入れておかないと今後色々面倒かなって思ったのがキッカケでした。
流産こそしてしまいましたが、将来また子どもに恵まれたら、やっぱり親子同じ姓を名乗りたいなと思い、今回グリーンカードの更新を機に名前も変更しようと思ったのですが、婚姻届けを出してなかったので、時間が最低でも2〜3ヶ月は掛かりそうで、時間的に無理だと思い諦めました。
でもパスポートは別名併記で更新すると思うので、その後、手数料を払ってグリーンカードの名前も変更する事になってしまいそうです。
結果的に色々無駄な出費が増えてしまいそうなので、このページを読んでいる方は以下の教訓から、何でも早め早めに取り組んで処理していってください。
2015/9/29 更新
もうすぐ期限の切れたパスポートをアメリカで更新予定です。上に書いた通り、結婚後も婚姻届けを出していなかったので、今回も男らしく(笑)名前を変えず更新することになりました。(別名表記は今回は諦めました。)日本から特別用意した書類は「戸籍謄本」だけになります。名前を夫の性に変えない場合は、婚姻届けを出していなくても、必要書類を揃えるだけでパスポートの更新は出来るそうです。ただ、更新の受付の際に「婚姻届け出してね」ってお願いをされるだろう…って事でした。(LA大使館へ電話で問い合わせた結果)
2015/10/18 更新
先週パスポートの更新に行っていきました。上にも書いていた通り、別名表記は諦めて、元の名前のままでパスポート更新の手続きを行いました。別名表記をしたい場合は、「まずは婚姻届を出してね」と、予想通りにアドバイスを受けたので、そのまま婚姻届けに必要な書類を頂いて帰りました。
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まとめ
- 結婚後は6ヶ月以内に「婚姻届け」を日本大使館に提出すべし
また、名前もその際に変更したい人は届け出る事! - グリーンカード上の名前に「夫の姓」を入れて変更したい人は、まずはパスポートの名前が変わってないといけないので、先にパスポートの名前から変更する!
※ちなみに最初のグリーンカード申請と更新時に名前を変更すると、手数料が掛かりません。これ以外の時に名前を変更する等すると、別途$450位掛かります。(以下のurlをご覧下さい)
USCIS I-90, Application to Replace Permanent Resident Card - パスポートの更新には日本から戸籍謄本を取り寄せる!(パスポートが期限切れの場合や紛失している時)
このブログを書いた後に「結婚後の名前変更」についてのある記事を発見しましたので、こちらも参考になるかと思います。
日本の戸籍上の姓は、婚姻成立後6カ月以内なら家庭裁判所の許可を得ないで外国人配偶者の姓に変更することができる。変更したい場合は総領事館に氏の変更届を出す。
日本の戸籍上では姓を変えずに、アメリカで配偶者の姓を使っている場合、日本の旅券にアメリカで使っている姓の併記を申請することができる。例えば、戸籍上の氏名が山田美代子で、結婚した夫の姓がJONESの場合、旅券にYAMADA MIYOKO (JONES)と、両方を便宜上載せる。
以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
また、こちらの情報について間違いやご指摘がありましたら、Facebookやコメントで受け付けておりますので、ご連絡頂けると有り難いです。
2018年6月8日
子供が生まれたので、アメリカで子供(16歳未満)のパスポートを申請する方法と必要書類を詳しくまとめています。難しい赤ちゃんや幼児の写真の取り方、自宅で写真印刷したい方には、パスポート用写真のサイズ調整に便利なツールなどもご紹介しています!参考までに読んでみて下さいね。
参考アメリカで子供のパスポート申請方法!赤ちゃんや子供の写真撮影や自宅でプリントする方法、料金、取得日数など、分かりやすく解説!
ではまた次回をお楽しみに!