アメリカの観光地 アラスカ州

アラスカ観光を120%楽しむ!旅行業者がおすすめする、夏と冬で絶対外さない!観光スポット&アクティビティ15選!

投稿日:2018/06/30 更新日:

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アラスカというと、たくさんの方が「極寒の地」というイメージを抱くのではないでしょうか?実はそのイメージは半分は正解ですが、半分は間違っているんですよ。アラスカにだって夏はやってきます!

その夏こそ、アラスカ観光のベストシーズンなんです。そして、もうひとつのアラスカのシーズンは冬。そう、オーロラの観測地として有名ですよね!

今回の記事では、アラスカで旅行業に就いていた私がお伝えする、アラスカの楽しみ方から、もちろんアラスカの基本情報までお伝えしたいと思っています。魅力たっぷりのアラスカに出かけてみたくなりますよ!

ちなみに私の友人は海外旅行にあまり興味がないこともあり、アラスカはカナダだと思っていました… ^^; アメリカの本土とはカナダを挟んでいるという位置関係上、勘違いするのは分からないではないですが…。(下の画像はアラスカの位置関係が分かる地図です)

アラスカの地図

アラスカでは、夏と冬でおすすめできる観光地やスポット、アクティビティが変わってくるので、季節ごとに分けて詳しくご紹介したいと思います。

アラスカについて全く知らないという方でも、この記事を読めば、アラスカに遊びに行ってみたくなりますよ。^^

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アラスカってどんな街?まずは現地を知っておこう!

アラスカがどんな所かよく分からない~という方のために、念のためご説明すると、アラスカというのはアメリカの州の一つなので、街の名前ではなくアラスカ州なんですよ。※ちなみに州の大きさ(面積)はアメリカの中でダントツ1位を誇ります。

そして、アラスカ州最大の町は「アンカレッジ」という南側にある街。ある年代以上の方にとっては、空路でヨーロッパなどに行く時には、昔はよくアンカレッジ経由で行ったなぁという思い出があり、意外と馴染み深い街であったりもします。

最大の街であるアンカレッジの規模はというと、近郊の小さな町も含めて人口約32万人。アラスカ州の人口は約72万人なので、半分近くがアンカレッジ周辺に集中しているということがわかりますね。

そのため、日本から訪れる場合のアクセスも、ほとんどの場合はアンカレッジです。アンカレッジは一言で言うと「そこそこ都会」です。

規模はさておき、アメリカの有名デパートである Nordstrom(ノードストローム)もありますし、マクドナルドやサブウェイをはじめとするファーストフード店も充実、ヒルトンやシェラトンなどの世界的に有名なホテルだってあります。

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夏のアラスカ観光でおすすめの観光スポット!

アラスカ最大の街「アンカレッジ」

アラスカ アンカレッジ街並み

まずは、夏のアラスカ観光の拠点となる街であり、アラスカ最大の街、アンカレッジ(Anchorage)は絶対と言っていいほど、ハズせないでしょう。

その理由としては、アンカレッジ空港がアラスカ最大規模の空港のため、ほとんどの場合がアンカレッジに到着する便でアラスカを訪れることになるからです。

飛行機の到着時間の都合上、初日はとりあえずアンカレッジに一泊して、翌日から本格的な観光スタートとなる場合も多いと思います。観光の拠点となる街ではありますが、アンカレッジ自体にも観光すべき場所はたくさんあります。

観光するにあたっては、ホテルはアンカレッジのダウンタウンで手配するのがおすすめ。ダウンタウンならレストランもたくさんありますし、お土産屋さんも充実しています。

観光ついでに色々とお土産屋さんを回るのもいいですが、時間に余裕があれば観光が終わった後にアンカレッジでまとめて買ってしまうのも良いかと思います。

アラスカでおすすめのお土産や、お土産が買える店は、以下の記事で詳しくご紹介しています。アラスカ旅行で後悔しないお土産選びは、以下の記事でチェックして下さいね。

参考アラスカでお土産探し!旅行業者が教える!後悔しないオススメの品、お土産が買える場所など11選!

その他、アメリカ旅行のお土産は、安く手軽に買えるスーパーマーケットもおすすめです。アラスカにももちろんありますので、以下の記事もお土産選びの参考に読んでみて下さいね。

参考スーパーで買えるアメリカお土産ランキング!主婦が厳選したお土産ベスト12!

参考アメリカのスーパーで買えるおすすめお土産12選!在住者が選ぶ手軽に買える食べ物編!

アラスカの短い夏の観光シーズンは、この街にとって一番稼ぎ時であり、活気がある時期なので、特に6~8月はアメリカ国内からもたくさん観光客が訪れます。

アラスカネイティブヘリテージセンター&博物館は観光におすすめ!

アンカレッジで遊ぶなら、アラスカネイティブヘリテージセンターがおすすめです!アンカレッジの郊外にありますが、野外博物館のような雰囲気で、アラスカの先住民族の暮らしぶりなどがじっくり見学できます。

見てわかる展示がほとんどなので、英語がわからなくても十分楽しめますよ。もしくは、アンカレッジのダウンタウン内で過ごすなら、博物館もおすすめです。

2017年にリニューアルが終了し、さらに充実した館内になりました。こちらでも先住民の衣類や道具など、普段なかなか目にする事ができないようなものばかりで、アラスカを知るにはぴったりのスポットです。

自然派の方には、海沿いのトレイルを散歩したり、湖でバードウォッチングをしたりと、ゆったりアラスカの美しい自然を感じるスポットもあるので、滞在に余裕がある場合にはぜひ出かけてみてください!

夏のアラスカ観光のハイライト!「デナリ」

デナリ国立公園

次は、アラスカの観光地の中で一番人気がある町と言っても過言ではないデナリ(Denali)。なぜかというと、北米大陸最高峰6190mのデナリ山がある、山好きの人にとっては憧れの町であり、初夏から秋の間しかオープンしていない町なのです!

毎年5月半ば頃〜9月半ば頃までの期間限定で機能しており、大きなホテルがたくさんあるのですが、予約が取れないほどの人気ぶり。しかしシーズン外はホテルやレストラン、お店も全て閉鎖されて、まるでゴーストタウンのような状態です。

デナリが人気なのは、短い期間しかオープンしていないというだけでなく、観光客の目当ては広大な国立公園。デナリ国立公園はアラスカの原野を思わせる地形や自然と、ムースやグリズリーなどの野生動物たちの宝庫です。

デナリ国立公園付近の野生のムース

この国立公園はなんと、四国と山口県を足したくらいの面積があると言われており、想像もできないほどの広さなんですよ!そして、公園のまわりにはトレッキングコースもたくさんあり、町ではジップラインや渓流下りなどのアクティブな遊びもできます。

ちなみにデナリへのアクセスは、アンカレッジからは北に向けて車で5時間ほどの距離で、レンタカーで自分で行くこともできれば、定期バスやアラスカ鉄道で行くこともできます。どんな移動手段であれ、移動中も景色が美しいので、ただの移動とあなどってはいけません!

アラスカの高級リゾート地「アリエスカ」

アラスカ アリエスカホテル

こちらはデナリと違って一年中オープンしているスポット。「Alyeska(アリエスカ)」というのはリゾートホテルの名前で、アラスカのガードウッド(Girdwood‎)という小さな町にあります。

観光業に携わる私としては、アリエスカホテルは夏は避暑地、冬はスキーリゾートというイメージです。ホテルのお部屋はとてもゴージャスで、ずっと滞在していたくなるような空間です。

ホテル内にはプールやトレッキングコース、そしてトラム(ロープウェイ)で敷地内にある山の山頂に上って美しい景色を楽しむこともできます。

ちなみに冬はスキーリゾートとして知られていますが、アリエスカホテルの前には美しいターナゲン湾が広がっており、海を見ながらスキーができる、世界的にも珍しいロケーションとして有名です!

アンカレッジから南向きに車で45分ほどの距離にある町ですが、残念ながら公共交通機関でのアクセスはできないので、タクシーで行くのが一番早い移動手段。

アンカレッジからアリエスカまではスワードハイウェイという景勝道路を通っていくので、こちらの移動もしっかり楽しみましょう!

夏のアラスカ観光でおすすめのアクティビティ

デナリ国立公園「ワイルドライフツアー」

デナリ山

先ほどおすすめの観光地でご紹介したデナリ国立公園では、公園内にある唯一の道路をバスに乗って見ることができる約7時間のツアーが一番人気です。

7時間のツアーの折り返し地点では、運がよければデナリ山がドーンと迎えてくれる、素晴らしい景色に出会えます。デナリ国立公園の広大で美しい景色を堪能できるだけでなく、走る途中にアラスカの野生動物が出現するのを楽しむことも出来ます!

デナリ国立公園内を歩く野生動物

運がよければ間近で動物の姿を見ることができますよ!

デナリ国立公園のムース

このツアーはデナリの町にある主要ホテルにバスが迎えに来てくれるので、参加しやすいのも有り難いです。しかし完全予約制で、バスの座席にも限りがあるので、旅行を決めた段階で予約しておくのがおすすめです。

せっかくアラスカまで来るのですから、日本では決して出来ない体験を楽しみましょう!

アラスカならではの「氷河クルーズ」

アラスカ氷河クルーズ

氷河クルーズの発着地は2つあり、アンカレッジから比較的近いのはウィッター(Whittier)という港。

こちらはアンカレッジから車なら片道1時半ほどで行くことができ、氷河クルーズも約5時間ほどなので参加しやすいツアーです。湾の中をクルーズする航路なので船の揺れも少ないのが特徴。

巨大な氷河や、迫力満点の氷河の崩落シーン、そしてラッコやアザラシなどの可愛い海の動物たちにも会えるチャンスがあります。

アラスカ氷河クルーズの様子

そしてもうひとつの港は、スワード(Seward)というキナイ半島に位置する大きな港町。アンカレッジから3時間ほどの距離なので、若干遠いので、もうスワードに泊まってしまうのもおすすめ。

アラスカ スワード港

▲こちらはスワード(Seward)港の写真です。※素材集より

こちらは氷河の規模も大きくなり、海まで出て行く航路なのでクジラやシャチなど大型動物に出会える確率もアップします!

アラスカの歴史が分かる「外輪船クルーズ」

フェアバンクスはアンカレッジから車で7時間ほど北に行った内陸の町。位置的には北極圏にほど近いので、さぞかし寒いだろうというイメージなのですが、実は夏場はアンカレッジよりも暑くなることはよくあり、気温は30度ほどにもなるんです!

そんな暑い夏の人気アクティビティと言えば、チェナ川(Chena River)の外輪線クルーズ。船の乗り場にはたくさんのお土産屋さんがあるのですが、これがちょっとレトロな街並みを再現しており、ゴールドラッシュ時代に思いを馳せることができるような雰囲気が演出されています。

ツアーは300人ほどが乗船できる大型のレトロな外輪船で、かつてゴールドラッシュで栄えたフェアバンクスの町の歴史を感じながら、犬ぞりのデモンストレーションを見たり、ブッシュパイロットによるセスナ機のアクロバット飛行を見たりとなかなか賑やかな船のアトラクション。

英語のガイドが流れていますが、言葉がわからなくても楽しめるので、海外からの観光客にも人気ですよ!

アラスカ鉄道も!鉄道好きにはたまらない!

アラスカ鉄道 夏の風景

夏のアラスカはアンカレッジを起点に、デナリやフェアバンクスなどアラスカを縦方向に移動することが多くなります。

その移動距離はかなりのもので、せっかくなら移動だって楽しみたいですよね。そんな時にはアラスカ鉄道で移動しましょう!

アラスカ鉄道は貴重な移動手段でもありますが、観光列車のような役割も持っており、アラスカの美しい大地を眺めながら町から町へと移動できます。

アラスカ鉄道は通年運行ではありますが、夏の期間しか走っていない路線や車両タイプがあるので、ぜひ一度は乗車してみましょう。

おすすめの区間はアンカレッジ~デナリ間。景色も変化に富んでおり、絶景区間もあるので一番人気がある路線でもあります。

以下の記事ではアラスカ鉄道の体験記を元に、路線や予約の方法、鉄道内での楽しみ方、持っていくべき物など詳しく書いていますので、そちらも読んでみて下さいね。

参考アラスカ鉄道 冬と夏の体験記!旅行業者が教える!料金から予約方法、食事や展望車からのアラスカ風景、乗車アドバイスまで完全ガイド!

夏のアラスカ観光で準備すべき物、服装など

持ちもの・準備品

夏、とくに6月~7月ごろは「蚊」がたくさんいます!そのため、トレッキングなどで水辺に行く機会がある場合には、虫除けスプレーと刺された時のためのかゆみどめの薬、もしあれば虫除けの頭からかぶるようなネットもあるといいでしょう。

私は一度、6月に湖へ遊びに行ったのですが、蚊だけでなく蝶やコガネムシ?のような大きめの虫がバンバン顔めがけて飛んでくるので、すぐに逃げ帰った思い出があります…虫の苦手な方は注意してください!

また、夏はお天気が不安定になりがちなので、急な雨に見舞われることもしばしば。しかし、アラスカでは傘をさす人はめったにおらず、だいたいウィンドブレーカーなどのフードをかぶってしのぐのが普通。

湿度が低いため、雨に濡れてもすぐに乾いてしまうのであまり気になりませんよ。なので、雨具は折り畳み傘よりはゴアテックス素材のウィンドブレーカーが一番重宝します。雨具にも防寒具にもなるので荷物も少なくて済みます。

そしてこの季節は、一年の中でも一番日差しが強い時期なので、サングラスは必須。あわせて日焼け止めもお忘れなく。ついでに、氷河クルーズなど野生動物を観察する機会がある場合には双眼鏡を持っていると、もっともっと楽しめるのでおすすめです。

服装

夏だからといって半袖、短パンでOKというわけでは決してありません。夏でも朝晩は非常に冷え込むことがあり、フリースを着てちょうどいいくらいという日もあります。

とくに氷河クルーズに出かける場合には、一面氷に囲まれた世界になるので、フリース+ダウンなど真冬の服装でもいいくらいです。

日中は半袖で過ごすこともできるくらい暖かくなることもありますが、日焼けしてしまうので、日焼けが気になる方はやはり長袖を着る機会が多いかもしれません。薄手のパーカーやカーディガンなどを持ってきていると便利ですよ。

そしてちょっとリッチに高級レストランなどでディナーを楽しもうと計画している場合でも、とくにフォーマル着がいらないのがアラスカの気楽なところ。もちろん、雰囲気を楽しむためにオシャレをしていくのも楽しみのひとつなので、荷物に余裕があれば用意するに越したことはありません。

しかしローカルなレストランでは、本当にみんなカジュアルな服装で来ているので、ドレスコードは気にする必要はありません。

冬のアラスカ観光でおすすめの観光スポット

絶対外せない!オーロラの町「フェアバンクス」

アラスカ エファバンクス

冬のアラスカの魅力と言えば、なにがなんでもオーロラです。空に舞う色鮮やかなオーロラは2度と同じものは存在せず、何度見ても飽きることはありません。

しかしオーロラは自然現象なので、色々な条件が揃ったときでないと見ることができません。そのため、オーロラを目当てにアラスカを訪れるなら、フェアバンクスに最低でも3日は滞在しましょう。

そして、なぜアンカレッジではなくフェアバンクス(Fairbanks)かと言うと、オーロラを観測するには空にある「オーロラベルト」という、「オーロラの素」のようなものがないと見ることができないのですが、フェアバンクスはそのオーロラベルトが強くなったときに真下に位置することもあります。

しかしアンカレッジはアラスカでも南のほうに位置しているため、オーロラベルトにカバーされないのです。そのため、より観測率を上げるためには、どうしてもフェアバンクスになるのです。

ちなみにフェアバンクスはアンカレッジに次いで、アラスカ第二の都市。人口は約8万人なので、規模はガクッと落ちますが、それでもホテルやレストランなどは充実しているので、滞在するにはなんの不自由も感じないはずなのでご安心を。

冬の間はシアトルからフェアバンクスへの直行便も運行されているので、アンカレッジを経由せずにアクセスできて便利ですよ。

秘境のリゾート「チェナ温泉」

チェナ温泉

実はアラスカにも温泉があるんです!フェアバンクスから車で1時間半ほど北東に行ったところ、道路の突き当たりに突如として現れるのがチェナ温泉リゾート。

豪華ではありませんが、とても居心地のいいリゾートで、温泉、ホテル、レストラン、アクティビティが揃っておりここだけで全て完結するので何日間かゆったり滞在するのもおすすめ。

しかし超人気リゾートなので予約は早めに入れないと満室で泊まれないということもよくあります。このリゾートのひとつの目玉にもなっているのが、「アイスミュージアム」という、氷の彫刻が展示されている施設。

チェナ温泉付近の氷の博物館

こちらの氷像は、世界的に有名なアーティストが作成しているので、見ごたえ十分です。しかも、ミュージアム内にはバーがあり、氷で作ったグラスでアップルマティーニを飲むこともできますよ。

冬のアラスカ観光でおすすめのアクティビティ

なんといっても「オーロラ観測」!

アラスカ ウェアバンクスのオーロラ

オーロラ観測と言っても、どのようにしてオーロラを見るのか想像ができない方のほうが多いのではないでしょうか?

オーロラを見る第一条件として、「まわりに人工的な光がないこと」というのがあり、ホテルなどが立ち並ぶ町中では、よほど強いオーロラが出ない限りは見ることができません。

そのため、通常フェアバンクスでのオーロラ観測は、町から1時間弱離れた郊外のロッジに見に行くのが一般的です。ロッジではオーロラ観測のお客さん用に、温かいドリンクなどを用意しておいてくれるので、のんびりとオーロラの出現を待つことができますよ。

アラスカ ウェアバンクスのオーロラ

だいたい夜11時ごろから深夜2時くらいまでがオーロラが出現しやすい時間帯なので、眠いのを我慢してオーロラを待ちましょう。前日はたくさん睡眠を取ったり、なるべく疲れない行動をするなど、オーロラ鑑賞に備えておいた方が良いかもしれません。

アラスカの州技!「犬ぞり」

アラスカの犬ぞり

オーロラ観測というのは夜のアクティビティなので、では日中は何をして楽しめばいいの?と思われるかもしれません。

オーロラ観測をしていると、どうしても夜型の生活になってしまうので、昼寝をしたり遅めのランチをゆったり食べたりして過ごすことが多いのですが、たまには昼間も活動的に遊びたいものです。

そんな時には、犬ぞりがおすすめ!アラスカでは非常にポピュラーで、道路で練習している犬ぞり使いさんを見かけるほど。犬ぞりは犬舎を所有している犬ぞり使いが実施しており、そこに申し込んで参加します。

アラスカ犬ぞり

といっても、犬ぞりの操縦はプロの人でないとできないので、お客さんは操縦するわけではなく、そりに乗せてもらうだけなので誰でも気軽に参加できます。

犬ぞりは意外とスピードが速く、アラスカの森の中を駆け抜ける疾走感は本当に爽快ですよ。ちなみに犬舎には子犬たちがいる場合もあるので、運がよければふわふわの子犬が見れるかもしれません。

貴重なアラスカ体験になる!「雪上車」

こちらは先にご紹介した「チェナ温泉」でのアクティビティになりますが、キャタピラのついた雪上車に乗って敷地内の小高い丘へ上っていき、そこでオーロラ観測をするというもの。

その丘の上に上がると満天の星空が広がり、たとえオーロラが見えなかったとしても、この星空は絶対に見る価値ありです。私は10年以上前にこの星空を見たのですが、今でもその感動を覚えています。

その後も何度かチャンスがあってこのアクティビティに参加しており、たまたま一緒になった日本人の観光客の方が、感動のあまり泣いていたのも印象に残っています。

ちなみにチェナ温泉ではこのアクティビティに参加しなくても、リゾートの敷地内でオーロラ観測ができるのですが、一度は雪上車のアクティビティに参加することを強くオススメします!

しかし雪上車の乗り心地は決して良いとは言えませんので、ご了承ください^^;

冬でも楽しめる!この季節もアラスカ鉄道に乗ってみよう!

アラスカ鉄道 冬の風景

夏のアクティビティでもご紹介したアラスカ鉄道。夏がメインではありますが、冬でも楽しむことはできます。

気候の厳しいアラスカの冬なので、冬季スケジュールになるとアンカレッジ~フェアバンクス間の往復しか運行していません。そのため移動手段として使いながら、アラスカの雪景色を思う存分堪能するというのも冬のひとつの過ごし方ですよ。

冬はフェアバンクス中心で過ごすことが多いですが、旅行の最終日にフェアバンクスから鉄道でアンカレッジまで移動し、翌日の飛行機で帰るというのもおすすめ。

移動時間が非常に長くなりますが、車窓からアラスカの雪景色や夕焼けを眺めるのも趣がある贅沢な時間です。

冬のアラスカ観光で準備すべき物、服装など

持ちもの・準備品

冬の持ち物と言えば、やはりオーロラ観測に関連したものが増えてしまいます。

例えば、オーロラは写真におさめたい方は、三脚はマスト!ある程度高さのある物の方が、どんな場所でも対応できるので使い勝手がいいですよ。

そして外でカメラの設置をするときや、ロッジの周辺を歩くときなどに懐中電灯も必須。これはおまけですが、オーロラの出現を待っている間が退屈しそう…と思った方は、本やトランプなど気軽に遊べるものを持っているとさらに楽しめますよ!

服装

冬のアラスカはどんなに寒いんだろう…と尻ごみしてしまいそうですが、実は体感的には思っているほど寒くありません。

アラスカは湿度が低いため、体感の寒さは気温の数字ほどではないんです。しかし、それでも寒いことには変わりませんから、ヒートテックの下着やズボンの下には防寒用のタイツを履いたり、靴下を重ね履きしたりと日本で真冬に着る服以上は必要です。

アウターはカナダグースなどの厚手のダウンがあれば安心です。さらに足元は防寒ブーツが理想的。よくUGGなどのムートンブーツで来られる方がいますが、凍った道では滑りやすいので、細心の注意が必要ですよ。

 

いかがでしたか?

今回は夏と冬に分けて、アラスカの王道の観光地やアクティビティを詳しくご紹介しました。アラスカは大自然を楽しむ場所なので、何度行っても新しい発見があり、病みつきになって毎年アラスカを訪れるという人は意外と多いのです。

それほど魅力のある州なので、アメリカ国内に住む人にとってもおすすめの観光地です!毎年日本へ一時帰国するのもいいですが、たまにはアラスカなど、ちょっと他とは違った自然の魅力溢れる街に遊びに行くのも、一生の記念になると思います。

夏と冬では全く違う顔を持つアラスカは、一度行けば季節を変えて行って見たくなるハズ。今回ご紹介した内容を参考に、ぜひご旅行のプランを立ててみてくださいね!

最後まで読んで頂きありがとうございました。
また次回もお楽しみに★

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YUKI

ワシントン州在住のYUKI(30代)です。アメリカ在住歴は3年目です。アメリカに来てメジャーリーグ観戦が趣味になりました!長く旅行業に携わっているので、旅行情報系のジャンルを得意としています!在住者だから分かる地元ワシントン州やアメリカの魅力もお伝えしていきます!

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