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アメリカで引っ越しをこれまで数回繰り返して分かった、アパート選びで意外に気づかない重要なチェック項目とは?

投稿日:2015/04/17 更新日:

アパート選びで意外に気づかない重要なチェック項目とは?

こんにちは。@Techガールです。

最近アリゾナもめっきり暑くなってきました。
今日なんてまだ4月中旬なのに、既に33℃ですよ!外はめっちゃ暑かったです。

日本で33℃って言ったら、もう夏の気温ですよね。
しかしここアリゾナは常に乾燥しているので、多少気温が高くとも、体感温度としてはそこまで暑く感じないんです。

アリゾナの気候は「砂漠気候」の為、寒暖の差が夜と昼では10℃〜20℃位違ってくるのも珍しい事ではありません。

ですのでこの季節は夜になると、一気に気温が低くなるので、昼間との気温の差で体が上手く体温を調節できず、風邪も引きやすくなるので、注意が必要です。
私の旦那君も先週から風邪を引いております><;

我が家では早速なんですが、クーラーがONになっている日が多くなってきました。(といっても私はそこまで暑がりではないので、超暑がりな旦那君が家にいる時だけですが)

そうなると、主婦としてはやっぱり毎月の電気代が、この新しいアパートでは一体どの位の金額になるのかが心配な訳です。

そういう訳で、アメリカ、もしくはここアリゾナ州でアパート選びの際に意外に見落としがちな、アパート選びのチェック項目を今日はブログしてみたいと思います。

それでは早速ですが、一緒に見て行きましょう!

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私が前回のアパート選びで見落としてしまった「致命的なミス」と、真夏の高過ぎる電気代

以前私たちが住んでいたアパートは、家賃月$850の2bath/2bed rooms間取りでした。
場所はアリゾナでは超有名な州立大学ASUから、車で15分位の場所。

周りは沢山のスーパーマーケットやレストラン、そして私の中では外せない「トレーダージョーズ」もすぐ近くにあるという、
周辺環境にはものすごく恵まれたアパートでした。

しかし夏場になって分かった事なのですが、、毎月の電気代がなんと $170超え になるという、信じられない程に電気代が高額になってしまったのです。

今でも覚えているのは、7月、8月、9月辺りの、アリゾナ州Phoenix(フィニックス)では最も気温が上がるこの3ヶ月、この3ヶ月の電気代は平均して毎月 $170〜$200 程だったのを覚えています。

日本円で換算すると $1=100 だとして、毎月 17,000円〜20,000円 を電気代として支払うんですよ。

一軒家でもないのに・・・、
ただ3つ部屋があるだけなのに、、、
そして2人だけしか居ないのに、、、
何故こんなに電気代が高くなるのか・・・

真夏だし、部屋の中が暑くなるから、クーラーの稼働時間が長くなって電気代が上がっているんだって・・最初は思っていたんですけど、実はこれだけじゃなく、ここには私たちが完全に見落としていた、他の理由がありました。

アメリカの一般的なアパートには、家電は最初から取り付けられていて便利だけど、ここに落とし穴が!

アメリカのアパートには最初から、以下の様な家電は取り付けてあるので、引っ越しの際に新たに家電製品を買う必要はありません。

  • エアコン(冷房・暖房)
  • 冷蔵庫
  • 食器洗い機
  • 洗濯機・乾燥機(これは in-unit washer/dryer と書いてある場合のみ)

しかし、ここに落とし穴があるのです。

アパート築年数が古ければ古い程、取り付けられてある冷蔵庫や食器洗い機、洗濯機・乾燥機全てが15年とか25年とかの、ものっすごい古い型の家電を未だ使っている可能性があるのです。
※私たちの前のアパートは築年数が結構古かった(多分25年〜30年は既に経過していると思われる)し、家電、特にエアコンや洗濯機はめっちゃ古いものでした(汗)。

もうお分かりだと思いますが、これらの家電製品が古いと、
機能の割には 異様に電気代が高くなる 訳です。

その結果として、エアコンをそこまで使ってない月でも、
毎月の電気代がそこそこ高かったのは、
もしかしたらこの 古い家電製品の燃費の悪さ だったのかもしれません。

特に冷蔵庫なんかは常にスイッチがONの状態なので、これが古くて燃費が悪いと、そうとう電気代が高くなってしまうのでは?と思っています。

現に、今の新しいアパートでは取り付けられている家電も前のアパートのよりは断然新しい家電なので、エアコンをまぁまぁ付けていても、電気代は$100位で収まっています。(まだ4月なのでこれからどうなるか…ちょっと不安な点はありますが)

あと、アメリカで真夏と真冬に電気代が異様に高くなるのは、
日本とアメリカのエアコンの仕組みが違うという点も、
大いに関係していると思います。

日本では、部屋ごとにエアコンを取り付けますが、ここアメリカでは「セントラル空調システム(セントラルエアコン」が普及しているので、日本の様に部屋ごとに温度を調節する訳ではなく、部屋全体の温度を一気に調節する仕組みになっています。

なので、もし留学とかで友達と部屋を共有(ルームシェア)している場合、誰か一人が「超暑がりな人」が居た場合は、ちょっと面倒くさい事になってしまうかもしれません。

もしその人が、エアコンの温度を常に低い状態で保とうものなら、電気代が一気に高くなり、また、自分が寒がりな場合は、「常に部屋が冷却されている」という状況に陥ってしまうかもしれません。
ですので、ルームシェアをする場合は、
エアコンの温度設定は皆で最初に話し合うべき事 かもしれません。

極端な「暑がり君」「寒がりさん」が居るかどうかは、
ルームシェアをする場合は非常に重要なチェック項目になりそうですね。

そしてここアメリカでは、夏場の部屋の温度は日本人にとっては 冷蔵庫か!
って位に常にエアコンをONの状態にしている所が沢山あります。

私の行っているカレッジも、その中の一つです。
真夏にカレッジのクラスに通うのであれば、上から羽織るセーターは常に一枚は持ち歩いていた方が身のためです(笑)

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上記の経験から踏まえた、アパート選びで重要なチェック項目とは?

そういう訳で、アパート選びで間取りや家賃と同じ位に重要なチェック項目をまとめると以下の様になります。

  • アパートの築年数が古い場合は、取り付けてある家電をチェック
  • アパートのオフィスで契約する前に、真冬と真夏の電気代の平均額を尋ねる
  • ※(1)住んで居る地域によって、1年を通して暑い地域は、直接日が当たってこない涼しい場所をなるべく探す
  • 寒い地域の場合は、日当りが良い間取りや場所をなるべく探す
  • ※(2)もし家に「超暑がり君」、「超寒がりさん」がルームメイトに居る場合は、自分の部屋専用の燃費の良いクーラー、もしくはヒーターを買ってもらう。

上記リストの(1)と(2)をもう少し詳しく説明すると・・・

※(1)住んで居る地域によって、1年を通して暑い地域は、直接日が当たってこない涼しい場所をなるべく探す

これは以前のアパートが西日が強く当たる場所でもあった為、1日の内で一番気温が高くなる午後3〜5時の間は、エアコン無しだった場合、部屋が軽いサウナ状態になっいた事の経験からです。ですので、この経験から言えば、暑い地域に住んで居る方で、真夏の電気代を安く抑えたい方は、日が直接アパートに入ってこない、西日が強く差し込まない場所を選ぶと良いかもしれません。

ちなみにアリゾナ州では、日当りの悪い場所を選んでも「湿気」が無い(あるにはありますが極端に低い)ので、部屋にカビが生えやすくなったり、食べ物がすぐ腐ったりする事がないので、「日差しが強く余り差し込まない場所を選べ!」とアドバイス出来ますが、他の湿気のある地域だとこの限りではないので、何を大事にするかは自分で決める必要があるかと思います。

※(2)もし家に「超暑がり君」、「超寒がりさん」がルームメイトに居る場合は、自分の部屋専用の燃費の良いクーラー、ヒーターを買ってもらう

これは今年の冬に、私が実際に試した事でもあります。
私が「超寒がりさん」に該当してしまうので、常に自分の部屋の温度だけは心地よく保ちたかったので、燃費の良いヒーターをアマゾンで購入しました。

今年の冬は、このヒーターが大活躍をしまして、1日中酷使していた割には、電気代はそこまで上がらず、この選択はもっと早くに気づくべきだったなぁ・・としみじみ感じています。(汗)

まとめ

アメリカだけに限らず、日本でも電気代が家計を圧迫している場合は、自宅にある家電製品を思いきって燃費の良い、新しい製品に買い替えてしまうのも一つの方法だと思います。

実際に私の義理母は、一昨年の夏に思いきって、あの大きなアメリカのセントラルエアコンを買い替えたそうなのですが、それで年間の電気代がかなり節約出来たそうです。でも最初の出費は$7,500($1=100円で75万)程掛かったらしいのですが、
それでも電気代を節約できる金額からすれば、一時の出費の方が長い目で見ると断然お得だと計算して、購入を決めたそうです。

アパートに住む場合だと、エアコンを買い替える事は出来ないので、考える事は電気代と家賃の金額だと思います。
余りにも家賃が安く、お手頃な物件でも、取り付けてある家電の燃費が悪くて毎月の電気代が異様に高くなれば、いっその事、もう少しアパートのグレードを上げて燃費の良い家電が設置してあるアパートを選んでも、毎月の支払い額は対して変わらなくなるかもしれません。

この辺りは、実際に引越先アパートに住んで居る人や、アパートのオフィスに行き、1年を通しての電気代の平均額を尋ねてみる事をおすすめします。

 

如何でしたか?
今日はアメリカでのアパート選びについて、意外に見落としがちなチェック項目についてブログをしてみました。
将来アパートを選ぶ際に少しでも参考になれば幸いです。

最後まで読んで頂き有り難うございました!
また次回も宜しくお願いします。

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