アメリカでビザ関連手続き グリーンカード条件削除

グリーンカード条件削除の申請方法・必要書類・絶対間違ってはいけない注意点について!

投稿日:2014/12/04 更新日:

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こんにちは。Techガールです。

先月辺りに私が現在、2年間の条件付きグリーンカードを更新手続き中という事を書いたと思いますが、その申請がやっと2週間程前に終わって、Notice of Actionも無事に届いたので、その記録として「グリーンカードの条件削除の手続き・費用・必要書類」についてブログしておきたいと思います。

2年間の条件付きグリーンカードの期限が切れる連絡はUSCISから手紙で3ヶ月前に来ていたのですが、まぁ毎回の事ですが仕事やら他の用事やらで忙しくなって、結局期限ギリギリで書類を提出したので「何か不備があって却下されたらどうしよう!」ってすごく心配でしたが、結果大丈夫でした。

毎回の事ですが、アメリカのビザ関連の書類提出は本当に余裕をもって申請したほうが、もし却下された時の為、再度申請する時間を持つ意味でも、時間には十分余裕を持って申請した方が良いな〜って思いました。

それでは早速ですが、今回行った申請について見てみましょう。

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グリーンカードの条件削除を申請する必要書類

実は今回も初めてグリーンカード取得する時に手伝って頂いた移民弁護士さんに、少し力をお借りして申請しました。
今回のグリーンカード条件削除を申請するにあたって集めた書類は以下になります。

グリーンカード条件削除(I-751)の申請に準備したもの

  • form I-751(アメリカの移民局サービスHPからダウンロードします)
  • form I-751の申請費用のチェック(2014年11月現在で$590)
  • 自分のグリーンカードのカラーコピー(表と裏の両方)
  • 自分と旦那さんのパスポートの顔写真が載っているページのカラーコピーを1部ずつ(合計2枚)
  • マリッジサティフィケートのコピー
  • 旦那さんのバースサティフィケートのコピー
    ※これは旦那さんのパスポートの期限が切れていたので念のため補足として準備しました。

夫婦の婚姻関係が継続されている事を証明する書類

  • 自動車保険のカードのカラーコピー
  • 今住んで居るアパートメントのリースアグリーメントのコピー
  • インシュランスカード(保険証)のコピー
  • 結婚式の際に撮った写真をカラーで5枚程添付
  • 2012年度のジョイントタックスリターンのコピー
  • 2013年度のジョイントタックスリターンのコピー
  • IRSから送られてきたタックスリターンのペナルティを支払う為の手紙
    ※私たちの税務処理は少し特殊だったので、結婚してからのタックスリターンは結構間違いがありペナルティを支払う必要があったので2012、2013年両方IRSから夫婦に向けて手紙が来ました。しかし皮肉にもこれが夫婦である事の証明になりました(笑)

二人が婚姻関係である事の証明なので、上記の書類全てに夫婦の名前が両方載っている必要があります。(結婚式の写真以外)

しかし、2012年と2013年のタックスリターンで、IRSに実際提出した夫婦のサイン(signature)付きの書類は、コピーを取るのを忘れてそのまま提出してしまったので、夫婦の名前は書類上に印刷されていても、サイン(signature)付きのタックスリターンのコピーが手元にありませんでした。
しかし2012年も2013年もタックスリターンを行った後、IRSから夫婦宛に手紙が来ていたので、それを「2012〜2013年の間にジョイント(夫婦)タックスリターンをしましたよ」の証明として一緒に提出しました。

※上で線を入れている部分は、IRSからのペナルティ通知になるので、こういった自分達にとってマイナスになる様な事は送らない方が良いとアドバイスを受けたので、消しています。

もし今後、グリーンカードの条件削除を行うのであれば、ジョイントタックスリターンは夫婦である事の証明になるので、IRSに提出する前に、サイン(signature)付きの書類まるごとコピーを取っておくといいと思います。
後から役に立つと思いますよ。

2015/09/29 更新

結果的に上の書類を送ってから、「追加書類提出」のお知らせが来てしまったので、最終的に問題無く更新できた書類をチェックしたい方は、以下の最新記事をご覧下さい。

参考グリーンカードの条件削除で「追加書類提出」が来ない様にする為の注意点と、実際に再提出した書類を公開。

絶対に間違ってはいけない事!

1: Form I-751 にはサイン(signature)と日付とチェックを忘れずに!

これは移民弁護士さんから毎回念を押される部分になるのですが、form I-751 を記入した後に、自分と旦那さんがサイン(signature)する箇所が書類の最後の方にあるのですが、ここにサインするのを絶対忘れないでください!

二人のサインが無い書類は提出しても無効になってしまいます。
あと、申請費用支払いの為のチェックも忘れずに form I-751 と一緒に添付して下さい。
これが無いと同じく手続きをしてくれません。毎年手数料は変わっているかも知れないので、アメリカの移民局のHPで必ず正しい手数料を確認して下さい。
※2014年11月現在は$590になっています。

もし私の様に期限ギリギリで申請した場合、

  • form I-751 にサイン(signature)し忘れ
  • 手数料の金額の間違い、支払う為のチェックの添付し忘れ

があると、申請に費やした時間も努力も全て無駄になってしまいます。I-751のインストラクション(以下画面キャプチャ)にもちゃんと書いてあります。(紫のハイライト部分)

Acceptance. USCIS will reject any Form I-751 petition that is not signed or accompanied by the correct fee with a notice that the petition is deficient.
"手数料とサインの無いフォームI-751は受付られません"って事ですね。

グリーンカードの条件削除での注意点

あとすっごい当たり前の事なんですが、
チェックを送った後は、自分の口座にちゃんと申請手数料費用の額を口座に残しておく必要があります。(残してない人なんて居ないと思いますが…念のため)もし移民局の人が自分が送ったチェックをキャッシュ(お金に換えること)できないと、これまた却下されてしまいますので、この辺りも注意が必要です。

2: I-751手数料の支払い先名は短縮せずに正式に書くこと!

こちらもI-751のインストラクション(以下画面キャプチャ)にもちゃんと書いてある(紫のハイライト部分)のですが、正しい支払い先は「U.S. Department of Homeland Security」になります。

これを略して「USDH」や「DHS」としないようにしましょう。これは私からの提案ではなく、アメリカ移民局のインストラクション(書類の申請方法)に書いてある事なので、ちゃんと守りましょう。

グリーンカードの条件削除申請で注意する事

3: 住む州によって提出先が異なるので送付先住所を確認する!

これもアメリカ移民局のHP(I-751の申請ページ)にも書いてあるのですが、リンク先ページの「Where to file」の所を確認し、自分のお住まいの州をチェックして送付先住所を確認して下さい。

4: 申請書類を送付する前に全てのパケットのコピーを取る

これも送る前にまるごとパケットのコピーを取っておくと、後で非常に便利です。もし何か不備が見つかって送り直しになった際も、どこが間違っていたかも確認できるし、何を自分が送ったかも記録として残しておけるので、これは絶対やっておきましょう。
ちなみにですが、私はスキャナーで送付する書類一つ一つをスキャンしてデジタルデータで保存しています。

「絶対に間違ってはいけない事!」の上記4つは非常に大事ですので、間違いの無いように注意してくださいね。

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グリーンカードの条件削除の申請までのタイムライン

これも一応記録として残しておきたいと思います。

2014年11月14日 カリフォルニアの移民局宛にI-751申請書類一式をUPS 2nd Day Air®で送る
2014年11月17日 グリーンカードの条件削除書類一式がカリフォルニアの移民局に到着
2014年11月20日 グリーンカード条件削除の申請の締め切り日(結婚した日から2年目)
2014年11月24日 I-751のNotice of Actionが届く
2014年12月02日 運転免許証が2014/11/20で切れたので、I-751のNotice of Actionで免許更新する
2014年12月03日 次の手紙を待っている最中
2014年12月05日 バイオメトリクス(指紋採取)のお知らせが届く
2014年12月18日 バイオメトリクス(指紋採取)に行く(この時、次のグリーンカード用に写真を撮られる)
2014年12月25日 引越をするのでUSCISのHPにて住所変更を行う
2014年01月05日 引越先の住所を受け付けました、とUSCISから手紙が届く(引越後は必ずUSCISに通知必須)
2014年01月25日 次の連絡を待っている最中
2015年04月07日 まだ連絡が来ないので…(引き続きUSCISからの返事を待っている状態)
2015年04月30日 とうとう追加書類提出の通知がUSCISより到着(書類提出の期限は7/15)
2015年06月22日 期限まで一ヶ月を切ったので…書類を必死に準備中(後日ブログで報告)
2015年07月13日 7/15日が提出期限だったので、この日にPriorityMailで追加書類を郵送
2015年08月某日 10年のグリーンカードが手元に届く

 

先日、自動車免許(ドライバーライセンス)の更新に行ったのですが、2年間の条件付きグリーンカードの期限が切れた今、今の私がアメリカに合法で滞在している事を証明できる書類は、このI-751のNotice of Actionしか無いので、これで免許更新をしに行った訳ですが、特に問題なく運転免許を更新する事が出来ました。

免許の期限はI-751のNotice of Actionに記載されている1年間だけになりましたが、その間に10年のグリーンカードもプロセス中なので1年以内には何か進展があると思っています。(一応パスポートも持参していったのですが、必要無かったみたいです)

I-751のNotice of Actionで更新できるのか、実はすごく心配だったんですけど、ここアリゾナで車を運転できないって事は「氏ね」って事に等しいので(笑)どうなるかなーって結構不安でした。

でも結局は何も問題なく、すんなり更新できました。ああ、よかったよかった。

とりあえずは申請書類を送って、Department of Homeland Security からも返事が来たので、少し肩の荷がおりましたが・・、これからまた新しいグリーンカード用のバイトメトリクス(指紋採取)に行ったり、必要なら夫婦でインタビュー(面接)もあるだろうから、10年モノのグリーンカード取得まではまだまだ気が抜けません。

2015/01/25 更新

上のタイムラインにも追加していますが、12/18日に次の10年ものグリーンカード用にバイオメトリクス(指紋採取)に行きました。また、引越をして住所が変わったのでUSCISのHPより住所変更手続きも行いました。

グリーンカード保持者は何かの手続き中、もしくは何も手続きしていなくても住所に変更があった際はUSCISへ新しい住所を知らせる事になっていますので、忘れない様にHPより住所更新を行って下さい。住所変更を忘れると、USCISからの大事な通知を受け取れなかったりして自分のステータスに問題が出てくる恐れがあります。

住所変更ページはこちら(USCISのサイトへ移動します)

 

アメリカの移民に関する手続きって本当に面倒くさいですし、お金もかなり掛かって本当に大変です。今日はここまでブログしましたが、また何か進捗があれば、続きをブログしたいと思います。

続きを書きました。
無事グリーンカードを更新出来ましたが、上に書いた書類は不足している部分もあるので注意が必要です。興味のある方は続き↓をどうぞ。

参考グリーンカードの条件削除で「追加書類提出」が来ない様にする為の注意点。

最後まで読んで頂きありがとうございます。
また次回をお楽しみに。

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