アメリカで流産

アメリカで妊娠・流産…初めての産婦人科の記録(5)〜掻爬手術後の生活〜

投稿日:2014/09/29 更新日:

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こんにちは。Techガールです。

稽留流産で掻爬手術をしてから、、もう3ヶ月が経とうとしています。
時間の経過と共に、心の変化や思った事を、ここでブログしたいと思います。

稽留流産で掻爬手術をした1ヶ月間の生活と心の変化(2014/7〜8月)

ここ一ヶ月間はとにかく心の浮き沈みが激しかったです。

今日はすごく元気でも、次の日何かの拍子で思い出すと「もう自分は妊娠出来ないんじゃないか・・もう子どもは望めないんじゃないか・・また流産するのでは」とか、ネガディブになったら、とことんネガティブになりまくっていました。

ええ、もちろん泣きもしましたし、掻爬手術から約3週間は仕事なんて出来ませんでした。

気持ちがぼーっとなってついて行かないのです。
それとは裏腹にツワリもなくなり、健康体になっていく自分も、嬉しいのやら皮肉やらで、とにかく浮き沈みの激しい時期でした。

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あと、生理が来るまでは、生理なんて再開するのかな?って疑っていたし、生理が来る気配なんて、生理が始まる当日まで全く無かったので、本当に生理が来た日は驚きでした。

シャワーから出て、身体を拭いている途中に出血しているのに気づいた位ですから。
妊娠する前は、2、3日前から腰辺りが重くなったり、茶色のオモリモが出たりなど、とにかく「生理もーすぐ来るよ〜」って身体が教えてくれていたので、、、流産した後は、少し身体にも変化が出て来た様です。

この一ヶ月は、悲しむ事もストレスになるからダメだ!
って思っていたので、

  • 流産した事の悲しみとの戦い、
  • 如何にこの悲しみを忘れて他の事に集中して時間を過ごすか、
  • 早く早く時間が経過して欲しい、
  • 身体が早く回復して、次またチャレンジしたい、
  • 生理来て欲しい、

こういった事を常に考えていました。
同じ経験をされた人じゃないと・・・これは分からないと思いますが、同じ経験をされた方なら、きっと理解できると思います。

しかし、稽留流産の手術後の約3週間後には仕事も再開したので、仕事を初めてからは仕事について考える時間が徐々に増えていったので、悲しみを紛らわせる事の出来る時間は増えていきました。

でも旦那さんに食事を作っている時や、昼間自分一人で昼ご飯を食べている時は、やっぱり思い出してしまいます。

「もう少しで・・このご飯も3人で食べる事が出来たのに・・」とか思い出しちゃって、、「(心の中で名前を決めて)●●ちゃんごめんね、、私の不摂生な生活がきっと染色体異常とか招いたのかもしれない、死なせてしまってごめんね。次こそは一緒にパパとママとご飯食べようね。」と、料理を作っている間はいつもこんな事を思って、一人こっそりキッチンで泣いていました。

ここ一ヶ月の間もそうですが、流産してから私の心を少し救ってくれたのは、以下のyoutubeからの動画でした。

これには少し、心が救われました。
これは閲覧注意です、きっと号泣しちゃいますので、一人のとき、こっそり閲覧しましょう。

この動画では、愛し、愛される事の素晴らしさ、命の奇跡を教えてくれます。

何もこれを教える為にだけ・・・
私の為に短い命を与えられたなんて、やっぱり悲し過ぎるし考えたくないけれど、、

もし、この世界とは別に、魂だけの世界が存在するのであれば・・・、
そしていつかまた、私を選んで帰ってきてくれるのであれば、、

その時は、お空に帰ってしまったあの子が、命をもって教えてもらった事を、次に産まれてくる我が子にもしっかり教え聞かせ、他人も自分の事のように慈しむ事のできる、優しい人間に育って欲しいと、心からそう思いました。

流産こそしてしまったけれど、約8週間という短い期間ではあったけれど・・確かに私は、あの子の「母」であったこと、
また「母」としての喜びも経験させてもらって・・とても幸せだったと、心から思いました。

一ヶ月後にやっと、お空に帰ってしまった我が子に「ありがとう」を言えるようになりました。

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何も命をもって、教えてくれなくても・・・
他にこの事を悟る方法はあったかもしれない・・・
何故それが我が子に教えられる必要があったのか・・・
心の中で何度も思いました。

でもきっと・・・
私には、この辛い経験が必要だったのかもしれません。
この経験があるからこそ、
今は命の尊さや、
命の奇跡、
人を大切にする心の大切さが、
経験を通して深く・・・心に刻まれました。

この一ヶ月の間は、こういった事を常に悶々と考えておりました。

今でもまだ思い出したりはしますが、ずっと悲しんでいると、お空で見ている子もきっと心配してしまうと思うので、なるべく元気に、そして前向きなTechガールでいよう!と思っています。

流産後の心の変化をなるべくブログして行きたいと思っていますが、またこういった内容を書ける気持ちになれるか、正直分からないので・・また気が向いたら、その後の変化もブログしたいと思います。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
また次回も宜しくお願いします!

 

2016/04/19 更新

2015年末に再び妊娠しました。この時の流産から約1年半年も掛かってしまいました…。T_T 稽留流産後、2度目の妊娠についても詳しくブログで綴っています。興味のある方は以下の記事よりどうぞ。

参考妊活1年半年にして遂に…妊婦になりました。流産を乗り越えて「妊娠〜出産までの記録」をブログに残していきます。

この度、再び新しい命を授かる事ができて、夫と共にとても喜んでいます。
この奇跡に感謝し、大切に新しい命を育てていこうと思っています。。。ブログではアメリカでの妊婦検診や出産に関する情報を、出来るだけ細かく伝えていく予定です。

今後とも、このブログ「TechガールのUsLife」をよろしくお願いします。

続きは関連記事をどうぞ。今回の流産について詳しく書いています。

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